教育方針

目指す人材像

施設工学分野では

日本農産物の鮮度保持、加工選別、流通システムのこれからをともに担う人材の育成

を目指しています。

在学中に農産物の鮮度保持、加工選別、流通システムに関する基礎理論や技術を身につけ、卒業後には民間企業、研究機関、公官庁など様々な分野で、日本農産物の「美味しさ」を支えるためにともに頑張る人材の育成を目標としています。農産物や食品の加工に直接関わる技術職に就いた場合は数年後、十数年後に共同研究ができますし、営業職や他分野に進んだとしても、それぞれの分野から様々な形で協力関係を築けると思います。

ですから、在学中は基本的には学生として接しますが、同時に卒業後に共同研究や業種を越えて意見交換が行えるような関係を築きたいと思っています。大学を卒業したらそれで終わり、ではない研究室があってもいいと思いませんか?

教育に対する抱負

以下は私が筑波大学に着任するにあたって提出した教育に対する抱負の抜粋です。


 

私の教育方針は次の3つの事項である。

まず1つ目は、これからの大学教員は言葉を尽くして学生を教育し、同時に学生から意見を引き出す努力をするべきであると私は考える。講義だけでなく普段の研究活動においても、教員からの一方的な情報の伝達ではなく、教員と学生が活発に意見交換できる雰囲気を作りたい。

2つ目は、学生の長所について些細なことでも積極的に伝えるようにし、本人も気付かない優れた面を伸ばしてゆきたい。

そして3つ目は、教育者としてのスキルアップを常に意識し、学ぶ意欲に溢れる学生だけでなく、将来を見定められていない学生からも頼りにされる教員になれるように努力したい。


 

上記の抱負に加えて、「体感する」ことを積極的に教育に取り入れていきたいと考えています。筑波大学は東京ビックサイトや幕張メッセで開催される大規模な企業展示会にも参加しやすく、少し郊外に行けば農業施設や農作業を見学することができます。本年度も既に企業展示会3件 (FOOMA JAPAN、インターフェックスジャパン、分析展) と、研究所訪問3件 (食品総合研究所、サタケ、横河電機) を行っています。

施設工学は、研究内容と社会とのつながりを感じやすい研究分野なので積極的に現地調査や見学を行って教科書や論文には載っていないことを学んで欲しいと思います。写真は九州大学に在籍していた頃のものです。左から順に収穫体験、政府倉庫見学、大田市場見学、中国のスーパーマーケット見学の写真です。

alt alt alt alt

研究室のコアタイムについて

コアタイムは月曜日から金曜日の9時~17時です。研究室を活動の中心にして講義に出たり、実験をしたりしてください。コアタイムの時間帯、曜日以外にも研究室に学生が自主的にやって来て、実験したり、研究したり、みんなで話をしたり、食事したりする研究室にしたいと思っています。

アルバイトについて

研究室配属後のアルバイトは原則として禁止です。その代わりに奨学金 (可能な限り貸与ではなく給付) の応募、リサーチアシスタント、ティーチングアシスタント等、研究・教育スキルの向上につながるアルバイトへの雇用を積極的に支援します。その他、本人のアルバイト先での交友関係や経済状況を考慮して、研究、講義、就活、アルバイト、休息のバランスが取れるよう、相談の上で決めたいと思います。